親父の小言とボディブロー

人生折り返しの子育て世代。世知辛い世の中を面白く生きるためのあれこれと雑記

(雑記)地元の銀行と縁を切ったらメリットしかなかった

皆さまこんにちは!

面白い記事のご紹介から。

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地方銀行、「殿様経営」の終焉? 金融庁がビジネスモデルに危機感示す : ノーインベストメント・ノーライフ

 

とのことですが、地方銀行、かつては(少なくとも20年くらい前は)地方においては憧れの就職先だったんですよ。

都会の大学に行ってた息子が帰ってきて地元銀行に就職。故郷に錦。親御さんも鼻高々です。なにしろ地方ではメガバンクより地銀の方が偉いのです(店舗の数が多いから)。

 

UFJと言ったら遊園地、みずほと言ったら社民党、それが地方です。

 

それがいまじゃググればこの始末。この凋落ぶりはなんでしょう?

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だからというわけじゃないのですがこのほど長らくつきあった地銀さんと縁を切って、結果としてメリットしかなかったというお話、余計なお世話だけど地銀大丈夫?という話をしてみたいと思います。

 

今更かよとお思いでしょうが地方における地方銀行、まだまだ信頼されている存在で、こんな面倒なことをしてメインバンクを変えるお客さんというのはそう多くないと思います。銀行口座名で「リンゴ支店」とかいうと笑われますもん。

 

1 きっかけ

そもそも地銀との付き合いというのは、就職のため地元に帰ってきて、給与振込口座を作るところから始まります。会社の近くに支店があるという理由だけで、一生付き合う銀行を選ぶわけです。

 

その地銀では、口座開設のお礼に「簡易靴磨き」「箱ティッシュ」「タオル」をもらったのを覚えています。

 

以来、公共料金の引き落とし口座、クレジットカードの引き落とし口座、各種手当の振込口座、、、、と年輪のようにしがらみがまとわりつき、「自分の金を下ろすのに何で手数料を払わなければならないんだ」と思いつつも、そもそもサービスで差がない地銀間で乗り換えなんて発想も持ちえない時代が続いたわけです。

 

そんな中、わが地銀も遅ればせながらネットバンクに対応したというので使ってみたのですが、

超めんどくさい!

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もはや記憶も定かではないのですが

  • 操作が複雑すぎ(こなれてない)
  • このインターネットの時代に機種変更のために窓口に行かなければならない
  • 書類の軽微な不備で再度来店しなければならない羽目に(郵送不可、時間内つまり3時までに窓口に来いとか・・)

そら普通はネットバンク使いたくなりますわな・・しかもネットバンキングの振込手数料が無料だって珍しくない時代に他行3万円超だと524円とか、もう「戦前なの?」という感じです。

それでも何とか手続きを終え、何か特典に目がくらんでクレジットカード付きのキャッシュ—カード(のちに解約することになる)を申し込んだら、なんとお礼の品が20年前とまったく一緒でした。正確に言うと、そこで20年前を思い出したのです。

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#フォント萌え

 

なるほど、時間が止まっているんだなと。大げさにいうと、この先大事なお金を預けるのに少々不安、平たく言うとなんかもうつきあいたくない。そう思ったのです。

 

2 メインバンクをネット銀行にした結果

実は並行してネットバンクは使っていたのです。私の履歴書、負の歴史、FXや株の売買の必要性からですね。

 

しかし、これをメインにしたところ、もうメリットしかないわけですよ。

  • 引き出しは地銀のATMより多いコンビニで24時間手数料無料
  • 他社だろうが振込手数料は無料
  • 証券口座との連携がスムーズ(SBI証券と住信SBI銀行だから)

などなど。今やたいして珍しくないこれらのサービスが、地銀にはないのです。 

 

カードの引き落とし口座の変更や公共料金の引き落とし口座の変更は数も多くてそれはそれは面倒でした

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ネットでできるものもあれば、やはり郵送もありました。さすがに窓口っていうのはなかったですけどね。 

 

しかし、この際「払えるものはポイントの付くクレジットカードにする」とか、「用途に応じてカードを変える」とか、廃止するとか、見直す機会にもなったのでよかったと思います。

 

口座開設 - 住信SBIネット銀行

口座開設したらこのカードを持ってるだけでATMや振込の手数料の無料回数がさらに増える。住信SBI最高。

 

3 地銀ってどうなるんだろうという素朴な疑問

銀行は金を貸して利息で利益を得る商売ですね。これが、人口が減るので商売が立ち行かなくなる

それなのにこの殿様体質、時間が止まったサービスの質はどうだというのはおいておいて、この点は自他ともに認めるところでしょう。

 

AIにとってかわられる仕事の代表格というのも、実際にメガバンクが大幅な人員削減を打ち出しているのを見ても(やっぱり本当なんだな)というのをひしひしと感じます。経営統合も進んでいくのでしょうね。

 

ここまででもうお先真っ暗感が漂うわけですが、疑問なのはその先はどうするの?ということですよね。

 

ちょっと調べてみましたら「金を貸して利息で利益を得るビジネスモデルから、投資信託などの金融商品を売って手数料収入で利益を得るビジネスモデルへ」というのがありまして、ジリ貧感も極まれりという思いがするのです。

 

だって銀行が売る金融商品って、銀行が儲けて客が損をするものですよね。

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銀行が勧めるものがあったら、「それをまず除外して考えよう」ってならないですかね。というか、ネット証券という存在があるのに、証券会社に新規参入してきたような業者から店頭で買いますかね??

 

この辺りに、町の電気屋さんが地元密着で生きていくというほのぼのパターンと決定的に違う、騙す側と騙される側を作らずにはおれないお金の世界の非情を見る思いがするのは私だけでしょうか。

でも、きっとネットには疎いがタンス預金は多い、というお年寄りなんかはたくさんいるので、案外そこに活路はあるのかもしれません。

 

しかし世の中がどんなに変わろうとも、情弱すなわちアンテナが低いがゆえにカモられる、そんな人にはなりたくないもの。研鑽を怠らないようにしたいものですね。

ドキュメント 金融庁vs.地銀?生き残る銀行はどこか? (光文社新書)

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それではまた🙋‍♂️