親父の小言とボディブロー

人生折り返しの子育て世代。世知辛い世の中を面白く生きるためのあれこれと雑記

後発の強みZEROのスマホ決済について

言うまでもなく7payのことでございます。

 

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https://todo-ran.com/ts/kiji/10327

 

コンビニ最王手のセブンイレブンが7月1日からついに独自のスマホ決済で群雄割拠のキャッシュレス戦争に参戦しました。

 

個人的にはコンビニはセブン派と言うこともあり早速セブンプラスゴールドカードからスマホへチャージ(セブンイレブンアプリが入っていればアプリのアップデートで準備完了の手軽さ!)。

 

ところが…あれ?

 

7payって使う意味ある?

 

今日はそんなお話を、キャッシュレスおよびポイント大好き人間の視点から、またマイルを貯める人の視点から語ってみたいと思います。

 

 

ポイント還元率に関して

まずは還元率。100円使うと1ポイント付いてその1ポイントが1円で使えたら還元率は1%ですね。

 

この還元率、7payときたら巷でも散々言われているとおりよくありません。

 

スタートを記念してキャンペーンが行われており、

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10月末日までポイント2倍です。が、下の方にさりげなく書いていますが、

 

どさくさに紛れて基本の還元率が下がってます。

 

今までだと100円でnanacoポイントは1ポイントで還元率は1%。

 

それが7pay導入と同時に0.5%に

 

ややこしいことにその代わりにセブンマイル(これまたマイラーからみると紛らわしい)という独自のポイントが別途付くらしく、この還元率も0.5%。

 

このセブンマイルなるものも1ポイント1円相当でnanacoポイントになるらしいから結果還元率は落ちてないよね、ってことなのかもしれないけど意味不明。

 

ポイントを別のポイントに交換する手間が増えただけのようにみえます。

 

ともあれ、これに7payを使うとキャンペーンでさらに0.5ポイントが加算されるようですので、結局7payの還元率は

 

キャンペーン中1.5%

通常 1.0%

 

ということで良さそうです。

 

LINE Pay使った方がいいですね。

 

なぜならLINE Payをセブンイレブンで使うと還元率は最低でも3%です。

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(確かめました)

7/11追記。ほぼ7pay潰しの様相。

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セブンイレブンで独自のコード払いを使うより他社の「LINE Pay」を使った方が良いというダメっぷり。後発で自らあげたハードルをまさかの迂回する戦法です。

 

そもそも独自の決済システムって顧客の囲い込みのためにサービス競争をしまくってるのが昨今の情勢のはずなんですが後から出てきて目新しいサービスがないのですから逆に衝撃です。

 

ユーザーからしたら7pay導入よりも、セブンイレブンでLINE Payが使えるようになったことの方がメリットが大きい。

 

マイルは貯まるか

還元率が低いのですから論じること自体無意味といえば無意味なのですが、セブンイレブンに関してはそれにとどまらない仕組みがあります。

 

すなわち、ANAマイルプラスです。

(以下、JALではなくANAの話です。)

 

ANAマイルプラスとは、ANA公式サイトによると

「ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードでお支払いいただくと、クレジットカード会社のポイントとは別に、さらに100円または200円(税込み)=1マイルが貯まるサービスです。」

とのことです。

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(公式サイトより)

 

で、セブンイレブンはこの加盟店な訳です。

 

そうなると、私のようなANAマイルを貯めようとする人間が必ず持っているANAカードの場合、還元率は1%(クレジットカードのポイント)+0.5%(ANAマイルプラス加盟店ーセブンイレブンの還元率)で1.5%です。

 

ところでnanacoポイントはANAマイルに交換すると半分になってしまいます。

 

 500nanacoポイント=250ANAマイル。

 

最低交換ポイント数が500ですから500nanacoポイント貯めないと交換できません。

 

7payの還元率は通常1%ですから5万円使って250ANAマイル。

 

ANAワイドゴールドカードなら、5万円で750ANAマイルです。

 

…nanacoポイントを貯めてANAマイルに交換する人はほとんどいないでしょうが、交換先として公式サイトに載ってますからね。しかも、なんとなくお得っぽく。

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(nanaco公式サイトより)

 

ちなみにLINEポイントの場合、なんやかんやで8割くらいでANAマイルに交換できますから(ご存知ない方は「ANA LINEルート」などで検索ください)、3%の還元率として3×0.8=2.4%なので、5万円で1,200ANAマイル。

(そのために必要になるのがこちら)

 

結局コンビニやドラッグストアという領域だとLINE Payを使っとけば間違いないということになりますが、

 

セブンイレブンの店舗でも、7payよりもANAカードをApple Payに登録しといたほうがお得、仮にマイルを考慮しなくても差がないという有様です。

 

どうなる7pay

ということで、グループ全体をみたらお得なのかも(といってもヨーカドーとか?楽天なんかに比べたら限定的)、何かメリットはあるのかもしれませんが、全く見当たりません。

 

かくして冒頭の疑問が浮かぶわけです。

7pay、使う意味ある?

 

セブンイレブンといえば少し前には人手不足で深夜営業をやめたいという加盟店の悲痛な訴えに耳を貸さないブラックっぷりや、今回のテーマであるコード払いにコンビニで唯一対応していないなどにより「セブン離れ」などという言葉も産まれたくらいです。

 

ほとぼりが冷めたタイミングで満を辞して導入した7payが今度は散々な評価のうえ、いきなり不正アクセスの被害に遭うなどいきなり前途多難です。

 

https://togetter.com/li/1372899

(担当者が2段階認証を知らなかったのも反響)

 

こんな状態ですから「いくらなんでも改善するだろう」と信じたいです。この駄文が7pay、劇的改善の折にはそんなこともあったなと微笑ましく語られることを祈ります。

 

あとセブンイレブンには名作「ずっしりコッペパン」を復活させてほしいものです。

 

おわり。

 

楽天という不思議な隣人の話

私の中で楽天に対する評価ほど乱高下したものはないでしょう。

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しかし最近になってマイルを貯める観点から改めて楽天を客観視してみたところ「やっぱりまったくダメだな」と思った次第です。

 

本日は、そんなある男の楽天観についてのお話です。

 

良いも悪いも完全に個人の見解です。

 

楽天のいいところ

数ある楽天のサービスで、どこにも真似のできないのが

「楽天カードで貯まったポイントで投資信託が買える」

ところだと思います。

 

クレジットカードで金融商品が買えるというのもごく限られたカードだけだし、その中でも楽天に抜群の優位性があるのは、楽天グループがショッピング、美容、旅行といった生活関連サービスを幅広くカバーしているために、ポイントが貯まる機会が多いところでしょう。

 

カードで毎月3万円投資信託を購入したら毎月300円分の投資原資が生まれるだけじゃなく、楽天市場で買い物をしたり楽天トラベルで出張の宿の手配したりして知らず知らずにたまったポイントも投資に回せるのです。

 

最新版 投資信託はこの9本から選びなさい―――30代でも定年後でも、積立だけで3000万円!

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ある意味お金を増やすためのお金がタダなのですから意味がわからないくらいの破格のサービスです。

 

楽天のダメなところ

しかし。良いところといえばそれくらいのもの。(個人の見解です。)

 

結局、それ以外にこれといっていいところがないから、手間をかけて証券口座を楽天に替えるというところまでは至らないんですよね。

 

グループのサービスを使ってポイントが貯まってこそのメリットが、その他のサービスに魅力がないので結局ポイントはたまらないし。

 

美容院、ホテル、飲食店の予約はどこも似たり寄ったりなので楽天の悪いところだというのは酷というもの。

 

しかし、とにかく核となるべき楽天市場がダサい。なにより使いにくい。

 

なんともドンキ的な、乱雑なサイトデザイン。

検索しても思ったものが直感的に出てこない。

どれがお買い得なのかわからない。

 

ごちゃごちゃしたサイトからやっと目当ての品にたどり着いたら「この商品は品切れです」。

 

そんなことがしばしばあり、ポイント還元率にひかれて楽天市場を使おうとしても、挫折してAmazonに行ってしまいます。

ポイントの使いにくさではいい勝負ですが、ECサイトとしては安定。

 

楽天のダメなところ(マイラー目線)

それでもポイントがたまりやすいところを評価するとしましょう。

 

なにしろしょっちゅうキャンペーンをやっていて、「15倍」とか「40倍」とかやってますよね。

 

楽天のポイントは50%でマイルになりますから、ダサさと使いやすさになんとか目をつむって消費を楽天グループに集中して楽天カードで決済したら…?と思うわけです。

 

しかし、この楽天ポイントのキャンペーンには、ほとんど詐欺みたいなものがあります。

 

先日実際にあったのが、

「15%楽天スーパーポイントで還元します」

と言いつつ、めっちゃ小さい字で

「上限は800ポイントです」

…まぁこれは許すとして、

「期間限定ポイントで付与します」

と書いてあったのです。

 

決済してから気づきました。

 

どういうことかと言いますと、1%の還元率なら8万円買い物をしないと得られない大量ポイントが5千円ちょっとで得られると思いきや、「期間限定ポイント」。実はこれ、マイルに交換できず、楽天のサービスで使うしかないのです。

 

しかも、ポイントが付与されてから1ヶ月以内に使わなければならないという。

 

こういうのは楽天ユーザーには常識なんでしょうかね。

 

まあマイルにするために楽天のフリマでLINEポイントを買う(ペットボトルについてる「LINEポイントがもらえる!」とか書いてるシールを買う)とかいう方法もあるようですけど、この辺も楽天っぽいというか。スマートじゃない。

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こんなの…

 

いずれにせよ、楽天でしか使えない、すなわち使い道のない、有効期限も著しく短いポイントでまやかしの還元率を謳うのはやめてほしい。

 

楽天からしたら言いがかりでしょうけど、要するにポイントがたまりやすい、しかもマイルに交換できるっていうので満を辞して飛び込んでみたら全然そうじゃなかった、という話です。

 

しかし、間違いなく言えるのが

そもそもポイント制度があまりにもわかりにくい。

 

 

こうなると、投資信託を買うことができるというアドバンテージもいろいろと制約があるんじゃないかという気がしてきます。もはや調べていませんが。

 

私の楽天観

楽天はグループも巨大で、生活のあらゆる場面のサービスを提供しているので、うまく使えば便利でお得になりうるだろうとは思います。

 

効果的に使い倒している方もきっと多いでしょう。

 

しかし、どうにも自分には縁がないようで、どれ1つとしてメインで使おうという気にならないという不思議な存在なのです。

 

絶妙に「ちょっと惜しい」のクラスターと言いますか。

優がなく良が少なく可と不可しかない会社と言いますか。

 

ダサさや使いにくさを大量のポイントが補うかと思いきや、補いきれないうえポイントも使いにくかったという有様です。

 

 

というわけで、楽天の悪口しか書いてない気もいたしますが、いいところを発見したらまた書きたいと思います。

楽天スーパーポイント 5000円カード

なお、プロ野球の楽天は応援しています。

 

楽天流

 

ふたたびFXに手を染めたお話

マイルとFX

マイルを貯めるのに「ポイントサイト」を活用するというのはよく知られた話で、中でもクレジットカードの発行、FX口座の開設が大量にマイルを貯める2大定番とされています。

 

世の中にはこのノウハウを書いたサイトがそれこそ腐るほどありますが、どれも書いてあることは判で押したように同じで、もはやネット上から目新しい情報を見つけるのが困難なほどです。

 

しかし、

「仕組みはわかったけど、クレジットカードを作りまくったら年会費だけで大損じゃないの?」

とか、

「FX口座を作っただけではダメで、実際には取引ノルマ(博打)があるじゃないか、結局損するんじゃないか」

とか言った疑問に答えているサイトはなかなかありません。

 

流石に、「クレジットカードは年会費を納める前に解約しましょう」と書くわけにはいかないのだろうなとは思うのですが。

 

 

FX案件の実践

ともあれ、この度、このうち「FX案件」を試してみましたので、実際どうなんだということを注意点とともに書いてみたいと思います。ご参考になれば幸いです。

 

結論から言うと、

  • 多少の持ち出しは必ず出るがトータルではだいぶ得
  • 獲得ポイントに騙されてはダメ

 

と言うことかと思います。以下解説します。

 

※ポイントサイトの基本的な仕組みをご理解いただいている前提で書きますのでご了承ください。

お金がたまるポイントサイトモッピー

⤴︎代表的なサイトです。

 

まず、よくあるFX案件の成果報酬発生の条件が「口座開設のうえ新規200万通貨以上の取引」

と言ったもの。

 

つまり、これをやれば成果報酬、つまり換金性のあるポイントを差し上げます。という達成条件です。

 

言うまでもなく現金ではなくマイルを貯めるためにそれを目指すわけですけども。

 

最初の条件が「口座開設」、これは簡単ですね。FXを扱う証券会社に口座を開設するわけです。

 

免許証とマイナンバーがあれば誰でもできます。

 

かつてはこれだけで成果報酬がもらえた気がしますが、今はそれでは足りません。

 

次の条件、「取引」が必要なのです。

そこで、新規200万通貨が問題となるわけです。

 

「200万円が必要なの?」

「損するんじゃないの?」

「FXって破産するんでしょ?」

 

などの声が聞こえてくるわけです。

 

できる限り簡単に言うと

 

FXとは為替変動を利用して、円が安くてドルが高い時には円を買ってドルを売り、円が高くてドルが安い時には逆の売買をして利益を得るものですね。他の通貨でもいいですけど。

 

安く買って高く売るから利益が出るわけです。そらそうですよね。

 

普通の売買と違うのは高い時に売る、というのがスタートでもいいところですね。売ってから買うというのがありなのです。感覚的に不思議ですね。

 

そして、一度買うと、利益を確定するためには売らなければなりません。

 

上がって売れば利益が出て、下がったのに売らなければならない時は損失を出すことになります。

上がるまで待てばいいじゃないかと言うことですが、あとで述べますが、なかなか難しいことなのです。

 

とにかく、買ったら売り、売ったら買う。これがセットです。

 

長くなりましたが、200万通貨の取引、と言った場合、このセットを1つの取引とカウントします。

 

売ったら1、買って2、ではなく売買で1

 

それを200万回やんのかいといえばそうではなく、普通は取引単位が1万ですから200回です。

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

それでも200回?大変じゃない?と思うのですが、売りボタンと買いボタンを連打すればあっという間です。

 

売ったら即買い戻す。

買ったら即売り払う。

 

もちろん利益は出ません。

 

しかも、必ず損します。なぜなら、FXには売値と買値には証券会社によって差が定められており、売買と同時に反対売買をしたらプラマイゼロではなくてこの差額を取られます。

 

スプレッドと呼ばれるもので、ドル円だと一通貨あたり0.3銭が普通でしょうか。

 

上に述べた通り、普通は1万通貨単位の取引ですから、1万通貨の取引では30円損することになります。

 

で、例示した条件が「200万通貨の取引」なので、

30円×200回=6,000円

は必ず出ていきます。

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こちらは私の実際のノルマ達成時の取引結果です。

画面は10万円からのマイナスですが5万円以上入金しとけばいいかと思います。200万円はいりません。

 

ひたすらマシンのように「買う」「売る」ボタンを押すこと計400回。

 

…6,000円以上損してますね(笑)タイミングをミスったりするとこうなるのと、スリッページといい、実際に注文したのと約定した金額に差が出ることがあるためです。 まあ想定の範囲内。

 

スリッページに関しては証券会社毎に癖があるとか故意に操作しているのだとか色々言われていますが気にすることはありません。

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なにしろ6千円強「損」していますが、得た利益は43,000ポイント(このポイントサイトの場合21,500円相当)。

 

タダで15,000円以上の利益が誰でも得られます。

マイルにすると12,000以上となります。

 

必要経費だと思えば納得できます。

 

多少の持ち出しが出るがトータルではだいぶ得すること、単にポイント数だけではなく、この持ち出し分を考慮して案件を選択する必要があることがご理解いただけるかと思います。

 

注意点

さて、以下は厳守すべき点を述べます。

はじめにまとめると

「マイルを貯めるなら決して欲を出してはいけない」

ということです。

 

「6千円も損するなら、利益が出るまで、少なくとも損しないところまで待った方がいいんじゃないか」

 

と思いますよね。為替は変動するのですから、どこかで6千円くらい利益を出せばいいのですから。

 

やめた方がいいです。

 

最大の理由は、言うまでもなく利益が出るどころか損失が拡大する可能性も同じくらいあるからです。

 

1万通貨の取引を開始した場合で説明します。

  1. 直後は30円の損。
  2. 数秒後に500円まで損害が拡大。
  3. その後値上がりして損害は100円まで縮小。

そんな値動きをしたとします。

 

この時の普通の人は、

 

下がっているときは

「いつか上がる」「もう少し待とう」

と思い、上がっているときは

「下がるかもしれない」「今のうちに売ろう」

と思うものなのです。

 

この結果、損害はどこまでも拡大し、利益は出ないか、出たとして大したことはない。そんなことが起きるのです。

 

経験上それは確かです。涙

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また、目的はマイルなので、いかに効率よく成果報酬を得るかです。

 

上がるのを待つ。この時間はとても無駄です。

FXでは利益(損失)確定前の状態、いわゆるポジションを持った状態を何日でも継続できるわけですが、何が嫌って

「そのうち上がる」

と思ってこの状態を継続しているときの憂鬱ったらないですよ。

 

ということで、過去に多少痛い経験をしたことがある身としてはマシンに徹することは容易でしたが、くれぐれも欲を出さないことをおすすめします。

 

そもそもFXで利益を出せる人はマイルを貯める必要がない。

 

そこに気づいた方が良いでしょう。

 

おわりに

ポイントサイトにおけるFXは、ひと頃に比べるとあまり美味しくはないと思いますが、それでも世の中タダで1万円もらえるなんて話はありません。

 

マイル獲得には相当寄与してくれそうだし、過去の負けはこの「肉を切らせて骨を断つ」作戦で取り返すことが可能にも思えてきます。苦笑。

 

サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

なお今回はこちらのポイントサイトを使いました。

高ポイントの案件が多いのでおススメです。

 

それではまた🙌

 

クレジットカード審査落ちその後

前回クレジットカードをたくさん申し込んだら審査落ちした話をご笑覧いただいたわけですが、小ネタとして少しその具体的な話と原因分析、ちょっと意外な後日談などを書きたいと思います。

 

いつものことですがお得なクレジットカードのお話とかはありません。

 

無知から審査落ちした愚者の体験談くらいに斜め読みしていただければ幸いです。

 

 

1 審査落ちしたカードと原因分析

 たくさんカードを申し込んで、しばらくの間は当然ですが頻繁にカードが届きました。

それが、ある時を境にパッタリと審査に通らなくなります。

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落ちたカードをみると初めのはアメックスでした。

一般カードですからそんなわけないのですが

「アメックスって審査が厳しいんだな」

と、この時点では多重申し込みなんて仕組みも知りませんでしたからアホなことを考えていました。

 

次のがTポイントのつくコンビニのカードでした。年会費もかからない、「誰でも持てる」カードです。

 

確かLINEポイントとの相性がうんたらということで申し込みました。

 

これがまさかの審査落ちということで、

「流石に何かおかしいな」

と調べたところ、多重申し込みというルールが分かったわけです。

 

余談ですがクレジットカードは来ませんでしたがポイントカードは送られてきまして、イラっとして即廃棄しました。こういうところがここはアレなんだと思います。

 

最後はリクルートカードでした。

決済時のポイント還元率が無料カードの中ではピカイチなどというのが評価されていますね。

 

リクルートカードは持っていましたがJCBだったので、VISAにしたくて前者を解約、後者を即申し込みしたのですが(思えば多少ポイント面で有利だというくらいでつくづく意味不明なことをしたものです。)、ダメでした。

 

このことによって明らかなのは、「多重申し込み」状態になると、機械的に審査が通らなくなるということです。

 

審査の前段階で弾かれるといったほうが適切かも知れませんが。

 

2 落ちないカードもあった

しかし、一概にそうとも言えないというのがこれからのお話。

 

審査落ちコンボが始まってから申し込んだカードでも、通っているものがあるのです。

 

これらに共通するのが、いずれもゴールドカードだということです。

 

この間、2枚のゴールドカードを申し込んだのですが、これらは無事発行されております。

 

1枚目はアメックス。つまり一般カードが落ちたのにゴールドカードは通っているのです。

 

もう1つは三井住友。こちらは3枚の審査落ちの後、どうしても欲しくてダメもとで申し込んだものです。

 

これで分かるのは、ゴールドカードはまさしく「独自の審査基準を持っている」

ということです。

 

機械的に多重申し込み者を弾くのではなく、収入やクレジットヒストリーを総合的にみて判断しているのではないかという印象です。

 

以下は完全に私見ですが、他にどんなことが影響したのかを考えてみました。 

 

まずアメックス。これは紹介制度を使ったこと。

 

本来カードを所有する知人友人からの紹介を想定した制度ですが、紹介者と被紹介者双方にとってメリットがあるためネット上に「紹介させてください」という人がたくさんいます。

 

私も適当に誰かを使わしてもらいました。(もちろん合法です。個人情報のやりとりなんかもありません。)

 

(赤の他人だけれども)会員からの紹介ということで、もしかすると審査落ちの憂き目に遭わずに済んだのかも知れません。

 

念のため、審査に通るためにこれを使ったわけではなく、使った方がポイント面で断然有利だからです。結果としてそれが審査に影響「したかも知れない(多分、関係ないと思うけど)」くらいの話です。

 

三井住友に関しては、正直自信がなく、

 

「多重申し込み状態でなければ落ちる要素はないんだからダメなら半年経ってから申し込むか」

 

くらいの感覚でした。一度審査落ちするとそこから半年は申し込みができないというのが定説ですから、その期間をさらに伸ばすリスクを冒すのも利口とは言えませんので、これを最後に沈黙するつもりでした。

 

さらにネガティブな要素として

一度三井住友ゴールドカードを一年も経たずに解約したことがある(年会費にAmazonプライム・ビデオ会費が含まれるAmazonゴールドカードの方がお得だから)

Amazon Mastercardゴールド

というのもありました。ただ、Amazonゴールドカードも三井住友ゴールドカードに違いはないから審査に通ってるとも言えるわけで、よくわかりませんが。

 

色々書きましたが、結局は「ゴールドカードは独自の審査基準をもっている」に尽きそうです。

 

少なくとも機械的に弾くことはないものの結局は定職と収入でしょうか。

 

 

3 今後の戦略

まず、クレジットカードはこの先も作るつもりですが、この2枚のゴールドカードを核に日常生活でマイルを貯めるのに必要なカードは揃ったかなと思っております。

 

(ポイントが有利なカード、マイル交換に必要なカードなど、マイル界隈にはある程度「必要なカード」が存在するのです。)

 

この先も多少ポイント面で有利なカードが出てくることはあっても、身もふたもないですが実際決済で貯まるマイルなんてたかが知れてるというのも事実。

 

「漫然とポイントを貯める」から「マイルを意識した」クレジットカードのラインナップへのシフトができたことでよしとします。

 

一方で、クレジットカードの発行と入会特典でマイルを貯めるというのは日常生活で無理なく貯めるというベクトルとは別に、ガッツリ貯める手段として位置付ける必要があります。

その買うを、もっとハッピーに。ハピタス

そう、☝︎ポイントサイトです。

 

貯まるスピードが段違いだから、というかこれをしないとマイルなんて貯まるわけがないからです。

 

まずは半年大人しくしてクレジットカードヒストリーを綺麗にしたうえは、ふたたび果敢にチャレンジしてマイル所存であります。

 

成果についても今後書いていければと思います。

 

(注)本記事は入会特典目当てのクレジットカードの発行を奨励するものではなく、クレジットカードの審査に通るなんらかのノウハウを紹介しているものでもありません。また、審査の実際について私には専門的知見はありませんので、内容は実体験に基づく個人的な見解です。

 

 

令和と断捨離上の注意点(雑記)

元号が変わって早1ヶ月、時代の変わり目を境に「支出の見直し」を巡って我が身に起こったことの1つを恥を忍んで記してみようと思っております。

ご参考になれば幸いです。

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2019年はマイルを貯めようと思っております。

航空券に換えられるあれです。

 

仕事で飛行機に乗るわけではないのでいわゆる陸マイラーってやつですね。

動機としては、各種の支出によって得られるポイントの価値を最大化できる交換先がマイルである(と思った)からです。

 

わかりやすくいうと楽天ポイント1ポイントは楽天で使える1円にすぎませんが、同じ支出で得られる1マイルは、航空券の価格を考えると2円とか3円とか、場合によってはそれ以上になるからです。まぁ旅行積立みたいな気持ちです。

 

ここでは巷に腐るほど溢れる陸マイラーサイトの焼き直しをするつもりはありませんで、要はそのための第一歩として、

 

マイルが貯まるクレジットカードを中心に、クレジットカードの見直しを図ったわけです。

 

よく吟味もせず、これが良いという情報があれば即申し込み。それよりもあれが良いという情報があればそれも申し込み。

 

この際今まで使っていたものでマイルを貯めるのに寄与しないと思われるものは解約。

 

そんなことに注力してました。

 

しかし、コレ、あまり良くないんですね…!!

 

まず、見直しはもちろん有効かつ必要です。しかし、やり方は注意しないとダメなのね。そんな話です。

 

(1)一度にクレジットカードをたくさん申し込んだらダメ

まず、カードを一度にたくさん申し込むのは良くないようです。

 

クレジットカードの申し込みその他の情報は、「信用情報機関」という機関に蓄積され、カード会社に提供されるのです。

 

その結果、

「一度にこんなに申し込んでるこいつ…金に困ってんだな」

「貸し倒れのリスクがあるな」

ということで、いわゆる審査に通らない、つまりカードが発行されない事態に陥ります。

 

恥ずかしながら私、ひと月に8枚申し込んだところ、3枚審査落ちしました。(笑)

 

カッコワライ。で済まないのが、この「審査に落ちた」という情報もまた先の機関によって当然に管理されカード会社に共有されるため、こうなると追加のカード発行ができなくなるということなんです。

 

しかし、幸い半年でこの情報は消えるそうです。

 

ともあれ、半年は大人しくしなければなりません。

(2)クレジットカードを一度にたくさん解約したらダメ

なんでも凝り始めると突き詰めたい性分ゆえ、無駄なカードは解約しまくりました。

 

5枚くらい解約したでしょうか。

 

中には、解約のために窓口に行ったら

「実は他に2枚使ってないカードがあった」

なんてのもありました。

 

年会費無料のためほったらかしたもので、毒にも薬にもならないものとはいえ断捨離は気持ちのいいものです。

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ガソリンスタンド系のものも長い付き合いでしたが解約しました。ガソリンは必須ですが、ガソリンスタンド系のカードで数円安くなるよりも、マイルが貯まるカードの方を使った方がいいですから。

 

ところがこれも信用情報的には好ましくないようです。

 

今のところ実害はありませんが、一度にカードをたくさん解約するということは、

「何かのトラブルか」

とみられかねないというのです。

 

もうひとつ。

 

「長い付き合いのカードがあるということは審査の上ではプラスになりうる」

ようです。

 

若いうちからカードを作り、トラブルもなく継続しているきちんとした人ってことですからね。

 

これを知り、「楽○カード」や「イ○ンカード」など、目的もなく作って大して使ってないけれども古いものは当面温存することにしました。笑

 

いずれにせよ大量の解約は、カードを発行する側では断捨離として好意的にはみてくれないということですね。

 

(3)クレジットカードを発行する身にならないとダメ

いい大人なのにカードを申し込みすぎて「審査落ち」したというのは恥ずかしいことです。

 

物を知らないってことだし世の中に迷惑をかけることですからね。

 

時間が経てば消えるとはいえ、今現在私のクレジットヒストリーは「たくさん申し込んで複数社から断られた人」であるというのも地味に凹みます。

 

ともあれこの経験によって学んだこととしては、クレジットカードはカード会社がカードを発行する相手を信用して支払いを一時建て替えてくれるものですから、

「カードを発行する側の身にならないといけない」

という、「相手が嫌なことはしてはダメ」的な常識的なものでした。当たり前か。

 

それはそれとして、次の疑問が浮かぶわけでありますので、こちらも自由研究の成果として書き記しておきます。

(1)そもそもクレジットカードを何枚も所有していいのか

世の中には「クレジットカードを100枚以上持っている」「年会費だけで100万」なんて方々もいらっしゃいます。

 

「カードの保有情報も情報ダダ漏れなんだから、持ちすぎてる人は止められることになるんじゃないか?使うわけないじゃん?」

 

 という素朴な疑問が浮かぶわけですが、

 

「保有数はどれだけ多くても審査にはマイナスに働かない」

 

ようです。(ネット情報を総合すると)

 

たしかに、これは少し見方を変えると理解できるのです。すなわち、 

 

カード会社はただのカードコレクターや入会特典目当ての、「使わない人」には発行したくないはずです。当然ですね。

 

一方、発行しないことには、何も始まりません。もしかしたら100枚のカードの中から我が社の1枚がメインになるかもしれない。メインじゃなくとも、たまには使うかもしれないわけです。

 

某カード業界の人から次のようなお話を聞いたことがあります。

 

「まずは作ってもらう。そして最初の1回を使ってもらえるかが全て」

 

作る人も無尽蔵ではなく、むしろ人口減少社会ですから業界も苦しい(入会特典が豪華なのも頷ける)。

おまけに最近はQRコード決済が勢いがあるので、苦しさもひとしお。

兎にも角にも、作ってもらうのが先。中には(いや、かなりの?)使われないカードが生まれるとしても。

 

そして千里の道も一歩から。まずはなんとかして、コンビニでもなんでも、1円でも最初のカード決済をしてもらいたい。

 

という感じでしょう。

 

要するに、支払い能力に難がなければ発行しとけ、という苦しいお家事情もあるということではないでしょうか。

 

たしかに、それだけカード発行してたら死蔵(使われないカード)のリスクはあってもあちこちの審査をクリアした人には違いないですものね。

 

こうなってくると審査落ちで凹んだ気持ちの裏で審査する側とされる側という力関係の微妙な変化が感じられてくるわけです。売り手市場だと思ったら買い手市場、みたいな。

 

(2)入会特典目当てのカード発行には持続可能性はあるのか

これも世の中には腐るほど指南サイトがありますので詳述しませんが、陸マイラー活動の基本はクレジットカードの発行とされています。

 

ポイントサイト経由でクレジットカードを作ってポイントを稼ぎ、マイルに換えるとともに、発行したクレジットカードの入会特典でも直接間接にマイルを稼ぐわけです。

お金がたまるポイントサイトモッピー

☝︎実際、確かに稼げるし、クレジットカードなんて次から次へと新しいのが出てきますから理論上も稼ぎ続けることは可能に思われますが、

 

年会費のかかるカードだと、発行しただけ年会費の負担が増えるので割りに合わないはずで、そうすると入会特典を得たらカードを解約したくなるのが道理です。

 

しかし、自由研究の結果によると

「短期解約の繰り返しは審査の上ではマイナス」

とのこと…当然ですね。発行しては3ヶ月で解約、を繰り返している人は「入会特典目当てです」と言ってるようなものです。

 

実はこの点、まだ答えを見出せておりません。

 

発行し続けることは別に悪いことではないらしい。

しかし解約は「短期は不可」。ならどれくらいなら審査に悪影響を及ぼさないのか?

ということですね。

 

ところで開き直るわけではなく、「入会特典目当て」は一概に否定されるべきものではないと思います。

 

当然、期間限定の公算も大きいとは言え、カードを一定期間利用するわけで、カードが他より優れていれば継続して使用し、サービスが悪ければ「死蔵」または解約となるだけの話です。

 

「審査する側とされる側の力関係」をどう理解するかにもよりそうです。

 

答えは見出せておらず、おそらく明確な基準はないのではないかと思っていますが、ちなみにネット上では突っ込んだ表現をしている方でも「最低一年は使いましょう」と書かれておりました。

(年会費を払う直前までという意味だと思います。)

 

まとめ

多少痛い目に遭いつつも、図らずもクレジットカードについて勉強する機会となりました。

 

キャッシュレスの流れは止まらないでしょうし、QRコード決済などの普及もものすごい勢いで進んでおり、各社のなりふり構わぬ顧客取り込み戦略をみるとクレジットカードは少々おとなしく感じます。

 

今のところマイルを貯めるにはクレジットカードがないと話になりませんのでクレジットカード一択なわけですけど、両陣営が競争してどんどん利用者に還元してほしいものです。

 

個人的にはLINE Payに航空系のカードでチャージできたら最高です。

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

全ての支出は世界に繋がる と思った話(雑記)

ポイント還元やらキャッシュバックやらが喧しい。

 

もちろん私もポイントが好きだし、ポイントバックやキャッシュバックも大好きで、あらゆる場面で「どっちが得か」を考える。

それはそれで賢明な消費者行動のように思えるが、この間(かん)、少し冷静になってこのことについて考えてみた。

 

ポイントを貯めてどうすんの?

 

という話である。

 

「○○カードで払うと今日は△日だからナントカスーパーポイントが貯まる」

とか

「いつもはこのカードを使うが今週はこっちのカードだとポイントが倍になる」

とか

 

そうして、確かに気がつけばそこそこまとまったポイントが溜まったりして、悦に入ったりもするのであるが、何か違う気がする。

 

たとえばAmazonで貯めたポイントはAmazonでお金の代わりに使える。楽天なら楽天トラベルなど。全く当然の話だが、所詮は「特定のサービスの割引にしからならない」のである。

それが物足りない、つまり、「だから何?」と思うようになった。

そして、そんなことを繰り返していても、実際にはそんなに得をした気にならない。

 

そこで私は、マイルを貯めるのが一番お得、すなわち人生を豊かにしてくれるのではないかと考えるに至った。

 

ポイントが(あくまで私の場合)せいぜい特定のサービスの割引に過ぎず、場合によってはさして必要もないものに消費されがちなのに対し、マイルを貯めることは旅行積立の側面がある。

 

日々の支出が旅行資金に還元されるのである。

 

このように考え、思い切って日々の支出方法の見直しを行ってみた。

 

と言っても、(1)クレジットカードの一本化(2)払えるものは全てカードで ということに尽きるのだが。

 

(1)クレジットカードの一本化!

 マイルの溜まりやすいカードを一つチョイスし(この辺りは、ちまたに腐るほど優良情報があるので割愛)、まずは定期的な支出を全てこれに紐づけるようにした。

 思えば無計画にカードをチョイスしてきたものだというのはお恥ずかしい話だが、皆様の参考と自身の備忘のためにメモしておきたい。

 カッコ内が、これまで支払いに使っていた方法である。 

  • 携帯電話料金(ニコスカード)
  • 生命保険(セブンカード)
  • 自動車保険(口座引き落とし)
  • Amazon(Amazonカード)
  • ガソリン(ニコスカード)
  • 鉄道(スイカカード)

これらを全て一本化した。特筆すべき(?)は、例えば新幹線に乗るためには、おそらくSuicaカードの方が安いし、タッチアンドゴーが使えるので楽だが、それでも分散させるより集中化した方がいいと考えたところである。

 

(2)払えるものは全てカードで!

 現金で1万円を払ってもそれまでだがカードで1万円を払えば100マイルがもらえる。(私のカードの場合)

 マイルはその名が示す通り遠くへ行くためのポイントであり、ショッピングモールのお会計が多少安くなるといったセコイ話ではない(個人の見解です)。

 

 現金主義の地方の田舎というハンディを負いつつも、従来から極力現金は使わないようにしてきたが、これを一層徹底している。

 例えば電子マネーへのチャージでもポイントが貯まるわけなので(カードによります)、家族間の生活費のやりとりもプリペイドカードへのチャージ⇨送金 にすれば現金のやり取りよりはお得だし、プリペイドカードでもポイントバックがあったりして尚お得である。

 

 とはいえこの取り組みも始めたばかりで陸マイラーを名乗るのもおこがましいのであるが、機会があればその成果を披露したいものだと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わかりやすい地方の衰退のリアルの話

地方の衰退だの消滅だのと言われて久しいですね。

 

実際、地方に長く住んでいると衰退を肌に感じるし、「消滅もなくはないかな」という気にもなってきます。

 

そこで今日はこんなお話です。

 

 

 

地方の衰退をめぐる世の中の動き

まずはこの記事から。

headlines.yahoo.co.jp

読むのが面倒またはいつか来るリンク切れのためにざっくりまとめると

  1. 地方の若者が東京に流れ地方の人口減少が止まらない
  2. 国では東京圏と地方の人口移動を20年までに均衡させることを目指している(というか2015年度から頑張ってた)
  3. 地方創生は夏の統一地方選の争点になるだろう
  4. リーマンショックや東日本大震災を機に「若者が地方に目を向けるようになった」という変化も
  5. 人口減少には頭数の確保ではなく、地方に「関わってくれる人」の確保が重要との識者の見解も

ということです。

 

実は私、単に地方在住者であるというばかりでなく、仕事でこの分野にどっぷり関わったことがあります。

 

振り返ると一歩進んで五歩下がるくらいの、

「押し寄せる地方の衰退の流れの前には、我が力などあまりに無力…!!」

という挫折感を味わったものです。

 

ともあれ、そういう立場からすると、この記事は「地方の衰退とは何か?国はどう対応しようとしているか?必要な視点とは何か?」が綺麗にまとまってるなと思うので引用しました。

 

政治家や国が本気かどうか、実際に効果があるかは別として、ですが。

 

地方の衰退のリアル

まず、地方の衰退っぷりを、生活者としてわかりやすい実例でご紹介しましょう。わかりやすさ重視で大雑把ですが、決して誇張はありません。

 

人口の減り具合

親の代と比べて、私が小学校のときの児童数は半分になりました。最近、出身小学校も中学校も廃校になりました。

 

ちなみに親の親の世代から見ても、やはりひと世代ごとに児童数が半分になっていました。

 

また、現在の子供達は中学校を卒業すると、半分は地元を離れ、そのうちの半分は二度と地元に戻ってきません。

 

現在のわが町の総人口はピーク時の半分。30年後にはさらに半分になると推計されています。

 

ひと世代ごとに若い子が半分になり、戻らない仕組みが確立しています。

 

高齢化具合

ホントの話、町を歩いているのは年寄りだけです。

若い人は工場勤務の外人だけ。

実際、わが町の65歳以上の率は35%超えです。

(ちなみに全国は27%程度。2015年度。)

 

これまた30年後、その率は約50%になると推計されています。

 

もちろん、年寄りが増えて(人口が増えて)いくわけではありません。

 

人口は減り続け、会う人みんなが年寄りになっていくということです。

 

どうして地方の人口は減るのか

書いててげんなり(ヽ´ω`)してきますが、どうしてこうなるのか?を、これまたざっくり整理してみます。

f:id:sonofabiscuit:20190320191607p:image

 

仕事がない

一番はこれですよね。

工場とか、加工場とか、第一次産業とかはあるけど、そんな仕事は敬遠されるし、親だってさせたくないので、つまりは田舎だと食っていけないのです。

 

地元に残りたければ、若者の就職先は市役所や町役場しかない。

銀行や大手企業の支社でもあればまだマシですが、そんなものがなければ東京いくしかない。

 

地元愛でどうこういう世界じゃないんです。

 

学校がない

構造上、地方から人が出て行くのを避けられないのがこれ。

 

地方には大学はおろか高校すらないところも多いのです。

 

しかも、高校にせよ大学にせよ、保育園のようにあればいいってもんじゃないので、質やレベルで地方が対抗できるわけがないですね。

 

その結果、勉強ができる子ほど地元を離れることになるのです。

 

つまらない

「何もない」田舎。

 

あらゆる情報がスマホから溢れる中、若者が物質的な豊かさや刺激を求め都会を目指すのは当然です。

 

バーもクラブもショップもカフェも、何もないんですからね…若い人がいませんから出会いもありません。

 

出会いがなければ結婚もない、

結婚がなければ子供もない、

子供もなければ…

 

かつて吉幾三が歌い上げた若者が田舎が嫌で東京へ憧れる構図は基本的には何も変わっていないということに気づきます。

俺ら東京さ行ぐだ

俺ら東京さ行ぐだ

  • 吉幾三
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生きづらい

これには2つの意味があって、

1つは不便だということ。これは、主に中高年や子育て世代からすると深刻なのですが、特に病院などの公共施設が少ないこと。

 

また、田舎でゆとりある子育てとか言われますが、都市並みに待機児童問題だってあります。

保育士不足は田舎でも大問題なのです。

 

買い物する場所も限られますし、車のない年寄りだと遠くまで買い物に行くのが困難。

買い物難民なんてのもいます。

 

2つ目は田舎特有の人間関係。

これだけで記事が3つ書けそうなくらいありますが、過度の干渉、出る杭を打つ、村八分…

 

「そら戻ってきたくないわ」と率直に思うし、簡単に「都市からの人口流入」とかいうけど、最大のハードルはここなんだろうなと、実感します。

 

例えば、

「この地域を良くしたいんです!一緒に頑張りましょう!」

のようなよそ者は、間違いなく潰されます。

 

座して死を待っているような地域でも、

「よそ者に仕切られるくらいなら死んだほうがマシ、いや死にたくないから誰かなんとかしろ」

というのが地方の人間なのです。

八つ墓村



なんか腐臭がする

地方の衰退の本質的なところかなと思うのが、なんか総じて発想が負け犬。

  • 「何をやっても無駄」
  • よそ者はとりあえず潰す
  • うまくいかなかったら叩く
  • うまくいったら俺の手柄
  • 意見じゃなく批判
  • 「昔は良かった」

そんな腐臭というか、ネガティブな空気が、衰退する地方には蔓延しているのです。

 

つまりは、住みたくない、戻りたくないということです。

 

地方が消滅したらどうなるか

もうこれ救いようがないじゃない…と思うのですが、もちろん諦めたら色々困ったことになるのでお上も住民もなんとかせなと思っているわけです。

 

もし地方がなくなったら?端的にいうと田舎の人口が減り続けたらどうなるかを考えてみました。

 

地方在住者にとってどうなるか?

住んでいるものにとっては、人口がゼロになるまでに何が起こるかを考えてみます。

 

私が現に体験したのが小学校、中学校の廃校と統合。この時点で、バス利用になる通学の子供たちの声は地域から消えます。

 

地域の爺さん婆さんに話を聞くと、寂れを実感したのは小学校がなくなった時、という人は多いです。

 

病院も診療所も統廃合されます。高校がある地域は高校も統廃合。

 

大抵田舎の高校は偏差値が低く、地元の子しか入らないので、人口減は高校の減少に直結。そうなると人口流出がさらに進みます。

 

バスやタクシーも同様です。廃業や路線の廃止が起こります。

 

行政サービスもひとつの市町村ではとても効率が悪いので、サービスを共同でやったり、隣同士合併したりします。

 

もともと町の辺鄙なところの人にとって、合併はとどめ。吸収される方の自治体は一層不便になりますので、辺鄙で不便なところはより不便になり、生きづらさが加速します。

 

そうして一人死に二人死に…増える要素はないので、最終的には地域に人がいなくなります。

 

大都市にとってどうなるか?

「大都市は人が入ってくるばかりだからいいよね」

ってもちろんそんな話ではありません。

地方が衰退するとどうなるでしょう?

 

食料が供給されない

都市の住民の生活を支える食料は、肉にせよ野菜にせよ魚にせよ、地方から入ってきます。

それらを生産する担い手はすでに不足していますが、まだなんとかなっている。

 

機械化や外国人労働者のおかげもあるでしょう。

 

しかし、最後には機械を動かす人も外国人を動かす人もいなくなるのです。

 

人も供給されない

東京の人口が増えて栄えているのは、地方から人が入ってくるからです。

この供給がなくなると、ついに東京も人口が減っていくことになります。

東京の夫婦の出生率を考えても明らかですね。

 

伝統文化が消滅

歴史あるお祭りとか、文化的価値の高い郷土芸能とかは、「神輿を担ぐ人がいない」「笛を吹く人がいない」という理由であっさり途絶えます。

 

「親も死んだけどお祭りの時くらい帰るか」という気も失せ、ふるさとがなくなります。

 

そうして海とか山とか、自然の中に神様を見出す日本人のアイデンティティも失われていきます。

 

国土が荒廃、災害が増える

田んぼの湛水機能はよく知られた話で、田んぼが下流域の水害予防に大きな役割があるのです。

また、手入れされた山のおかげで土砂崩れは予防されている。

これらが荒廃すると災害や水不足が増えることになります。

また、地方に持ち主が死んだりして空き家が増えると、それが親の家なら相続問題、他人の家でも景観の悪化やら犯罪の温床やら、挙句には中古住宅のストックが増えるので不動産の需給バランスが崩れて持ち家の方も大暴落なんて話もあります。

 

結局どうするか

書いてきて本当にしんどかった…辛い現実ですね。

しかし日本に生まれたからには現実を見据えてよりよく生きていく努力をしないといけません。

 

そこで考えました。

前向きな衰退を模索するしかない

人が減り高齢化が進んで地方の活力がなくなっていくのは仕方がない。受け入れるしかないでしょう。

地方から東京への人の流れは必然的なものなのに、逆の流れは限定的だからです。

となるともう悲観しているよりは受け入れるしかない。

 

世界一の経済大国だったのも昔の話、もうこれからは貧乏だけど幸せだね、みたいな世の中へパラダイムシフトするしかないんじゃないでしょうか。

 

泣いて過ごすも笑って過ごすも同じ一生ですからね。

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お上にお願いしたいこと

しかし地方には当たり前だけど魅力はあります。

ちょっとしたきっかけとか後押しがあれば…という人は確かにいるのですが、リスクがありすぎて踏み出せない。

 

抜本的な改革と言ったら、

「大学とか大企業の本社とか省庁とかを地方に分散させる」 

 

とかやらないと人の流れは変わらないのでしょうけど、なにしろ巨大な利権なのでできるわけない。

 

だからといって「都会から田舎に行った人に百万円」とか姑息なことやっても無駄(実際にやってるんですよこれ…)。

 

せめて、田舎の有休資産を国が召し上げて、田舎で事業をやろうという人に貸し付けるとか、そんな制度を作ってほしい。

 

なにしろ田舎の人ときたら二足三文の土地を持ったまま墓場に行き、相続登記もしないなんてのが珍しくもない。

そういう資産を個人が使おうと思ったら、大変です。交渉相手探しで挫折、運良く見つかっても誰もどこの誰かもわからないよそ者には貸しません。

一方、田舎の人はお上の権威には弱いので、そこを助けてあげるのです。

 

休眠口座に手を突っ込む感覚で休眠不動産にも手を突っ込んで使ったらいいんじゃないでしょうか。

 

これなら文句を言う人は少数(なんなら、死んでる)なので選挙の時も安心!

 

死んだ人とか使わない人の権利より、挑戦する人の権利を保護するような世の中になってほしいものてす。

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地方は消滅しない!

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