親父の小言とボディブロー

人生折り返しの子育て世代。世知辛い世の中を面白く生きるためのあれこれと雑記

令和と断捨離上の注意点(雑記)

元号が変わって早1ヶ月、時代の変わり目を境に「支出の見直し」を巡って我が身に起こったことの1つを恥を忍んで記してみようと思っております。

ご参考になれば幸いです。

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2019年はマイルを貯めようと思っております。

航空券に換えられるあれです。

 

仕事で飛行機に乗るわけではないのでいわゆる陸マイラーってやつですね。

動機としては、各種の支出によって得られるポイントの価値を最大化できる交換先がマイルである(と思った)からです。

 

わかりやすくいうと楽天ポイント1ポイントは楽天で使える1円にすぎませんが、同じ支出で得られる1マイルは、航空券の価格を考えると2円とか3円とか、場合によってはそれ以上になるからです。まぁ旅行積立みたいな気持ちです。

 

ここでは巷に腐るほど溢れる陸マイラーサイトの焼き直しをするつもりはありませんで、要はそのための第一歩として、

 

マイルが貯まるクレジットカードを中心に、クレジットカードの見直しを図ったわけです。

 

よく吟味もせず、これが良いという情報があれば即申し込み。それよりもあれが良いという情報があればそれも申し込み。

 

この際今まで使っていたものでマイルを貯めるのに寄与しないと思われるものは解約。

 

そんなことに注力してました。

 

しかし、コレ、あまり良くないんですね…!!

 

まず、見直しはもちろん有効かつ必要です。しかし、やり方は注意しないとダメなのね。そんな話です。

 

(1)一度にクレジットカードをたくさん申し込んだらダメ

まず、カードを一度にたくさん申し込むのは良くないようです。

 

クレジットカードの申し込みその他の情報は、「信用情報機関」という機関に蓄積され、カード会社に提供されるのです。

 

その結果、

「一度にこんなに申し込んでるこいつ…金に困ってんだな」

「貸し倒れのリスクがあるな」

ということで、いわゆる審査に通らない、つまりカードが発行されない事態に陥ります。

 

恥ずかしながら私、ひと月に8枚申し込んだところ、3枚審査落ちしました。(笑)

 

カッコワライ。で済まないのが、この「審査に落ちた」という情報もまた先の機関によって当然に管理されカード会社に共有されるため、こうなると追加のカード発行ができなくなるということなんです。

 

しかし、幸い半年でこの情報は消えるそうです。

 

ともあれ、半年は大人しくしなければなりません。

(2)クレジットカードを一度にたくさん解約したらダメ

なんでも凝り始めると突き詰めたい性分ゆえ、無駄なカードは解約しまくりました。

 

5枚くらい解約したでしょうか。

 

中には、解約のために窓口に行ったら

「実は他に2枚使ってないカードがあった」

なんてのもありました。

 

年会費無料のためほったらかしたもので、毒にも薬にもならないものとはいえ断捨離は気持ちのいいものです。

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ガソリンスタンド系のものも長い付き合いでしたが解約しました。ガソリンは必須ですが、ガソリンスタンド系のカードで数円安くなるよりも、マイルが貯まるカードの方を使った方がいいですから。

 

ところがこれも信用情報的には好ましくないようです。

 

今のところ実害はありませんが、一度にカードをたくさん解約するということは、

「何かのトラブルか」

とみられかねないというのです。

 

もうひとつ。

 

「長い付き合いのカードがあるということは審査の上ではプラスになりうる」

ようです。

 

若いうちからカードを作り、トラブルもなく継続しているきちんとした人ってことですからね。

 

これを知り、「楽○カード」や「イ○ンカード」など、目的もなく作って大して使ってないけれども古いものは当面温存することにしました。笑

 

いずれにせよ大量の解約は、カードを発行する側では断捨離として好意的にはみてくれないということですね。

 

(3)クレジットカードを発行する身にならないとダメ

いい大人なのにカードを申し込みすぎて「審査落ち」したというのは恥ずかしいことです。

 

物を知らないってことだし世の中に迷惑をかけることですからね。

 

時間が経てば消えるとはいえ、今現在私のクレジットヒストリーは「たくさん申し込んで複数社から断られた人」であるというのも地味に凹みます。

 

ともあれこの経験によって学んだこととしては、クレジットカードはカード会社がカードを発行する相手を信用して支払いを一時建て替えてくれるものですから、

「カードを発行する側の身にならないといけない」

という、「相手が嫌なことはしてはダメ」的な常識的なものでした。当たり前か。

 

それはそれとして、次の疑問が浮かぶわけでありますので、こちらも自由研究の成果として書き記しておきます。

(1)そもそもクレジットカードを何枚も所有していいのか

世の中には「クレジットカードを100枚以上持っている」「年会費だけで100万」なんて方々もいらっしゃいます。

 

「カードの保有情報も情報ダダ漏れなんだから、持ちすぎてる人は止められることになるんじゃないか?使うわけないじゃん?」

 

 という素朴な疑問が浮かぶわけですが、

 

「保有数はどれだけ多くても審査にはマイナスに働かない」

 

ようです。(ネット情報を総合すると)

 

たしかに、これは少し見方を変えると理解できるのです。すなわち、 

 

カード会社はただのカードコレクターや入会特典目当ての、「使わない人」には発行したくないはずです。当然ですね。

 

一方、発行しないことには、何も始まりません。もしかしたら100枚のカードの中から我が社の1枚がメインになるかもしれない。メインじゃなくとも、たまには使うかもしれないわけです。

 

某カード業界の人から次のようなお話を聞いたことがあります。

 

「まずは作ってもらう。そして最初の1回を使ってもらえるかが全て」

 

作る人も無尽蔵ではなく、むしろ人口減少社会ですから業界も苦しい(入会特典が豪華なのも頷ける)。

おまけに最近はQRコード決済が勢いがあるので、苦しさもひとしお。

兎にも角にも、作ってもらうのが先。中には(いや、かなりの?)使われないカードが生まれるとしても。

 

そして千里の道も一歩から。まずはなんとかして、コンビニでもなんでも、1円でも最初のカード決済をしてもらいたい。

 

という感じでしょう。

 

要するに、支払い能力に難がなければ発行しとけ、という苦しいお家事情もあるということではないでしょうか。

 

たしかに、それだけカード発行してたら死蔵(使われないカード)のリスクはあってもあちこちの審査をクリアした人には違いないですものね。

 

こうなってくると審査落ちで凹んだ気持ちの裏で審査する側とされる側という力関係の微妙な変化が感じられてくるわけです。売り手市場だと思ったら買い手市場、みたいな。

 

(2)入会特典目当てのカード発行には持続可能性はあるのか

これも世の中には腐るほど指南サイトがありますので詳述しませんが、陸マイラー活動の基本はクレジットカードの発行とされています。

 

ポイントサイト経由でクレジットカードを作ってポイントを稼ぎ、マイルに換えるとともに、発行したクレジットカードの入会特典でも直接間接にマイルを稼ぐわけです。

お金がたまるポイントサイトモッピー

☝︎実際、確かに稼げるし、クレジットカードなんて次から次へと新しいのが出てきますから理論上も稼ぎ続けることは可能に思われますが、

 

年会費のかかるカードだと、発行しただけ年会費の負担が増えるので割りに合わないはずで、そうすると入会特典を得たらカードを解約したくなるのが道理です。

 

しかし、自由研究の結果によると

「短期解約の繰り返しは審査の上ではマイナス」

とのこと…当然ですね。発行しては3ヶ月で解約、を繰り返している人は「入会特典目当てです」と言ってるようなものです。

 

実はこの点、まだ答えを見出せておりません。

 

発行し続けることは別に悪いことではないらしい。

しかし解約は「短期は不可」。ならどれくらいなら審査に悪影響を及ぼさないのか?

ということですね。

 

ところで開き直るわけではなく、「入会特典目当て」は一概に否定されるべきものではないと思います。

 

当然、期間限定の公算も大きいとは言え、カードを一定期間利用するわけで、カードが他より優れていれば継続して使用し、サービスが悪ければ「死蔵」または解約となるだけの話です。

 

「審査する側とされる側の力関係」をどう理解するかにもよりそうです。

 

答えは見出せておらず、おそらく明確な基準はないのではないかと思っていますが、ちなみにネット上では突っ込んだ表現をしている方でも「最低一年は使いましょう」と書かれておりました。

(年会費を払う直前までという意味だと思います。)

 

まとめ

多少痛い目に遭いつつも、図らずもクレジットカードについて勉強する機会となりました。

 

キャッシュレスの流れは止まらないでしょうし、QRコード決済などの普及もものすごい勢いで進んでおり、各社のなりふり構わぬ顧客取り込み戦略をみるとクレジットカードは少々おとなしく感じます。

 

今のところマイルを貯めるにはクレジットカードがないと話になりませんのでクレジットカード一択なわけですけど、両陣営が競争してどんどん利用者に還元してほしいものです。

 

個人的にはLINE Payに航空系のカードでチャージできたら最高です。

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

全ての支出は世界に繋がる と思った話(雑記)

ポイント還元やらキャッシュバックやらが喧しい。

 

もちろん私もポイントが好きだし、ポイントバックやキャッシュバックも大好きで、あらゆる場面で「どっちが得か」を考える。

それはそれで賢明な消費者行動のように思えるが、この間(かん)、少し冷静になってこのことについて考えてみた。

 

ポイントを貯めてどうすんの?

 

という話である。

 

「○○カードで払うと今日は△日だからナントカスーパーポイントが貯まる」

とか

「いつもはこのカードを使うが今週はこっちのカードだとポイントが倍になる」

とか

 

そうして、確かに気がつけばそこそこまとまったポイントが溜まったりして、悦に入ったりもするのであるが、何か違う気がする。

 

たとえばAmazonで貯めたポイントはAmazonでお金の代わりに使える。楽天なら楽天トラベルなど。全く当然の話だが、所詮は「特定のサービスの割引にしからならない」のである。

それが物足りない、つまり、「だから何?」と思うようになった。

そして、そんなことを繰り返していても、実際にはそんなに得をした気にならない。

 

そこで私は、マイルを貯めるのが一番お得、すなわち人生を豊かにしてくれるのではないかと考えるに至った。

 

ポイントが(あくまで私の場合)せいぜい特定のサービスの割引に過ぎず、場合によってはさして必要もないものに消費されがちなのに対し、マイルを貯めることは旅行積立の側面がある。

 

日々の支出が旅行資金に還元されるのである。

 

このように考え、思い切って日々の支出方法の見直しを行ってみた。

 

と言っても、(1)クレジットカードの一本化(2)払えるものは全てカードで ということに尽きるのだが。

 

(1)クレジットカードの一本化!

 マイルの溜まりやすいカードを一つチョイスし(この辺りは、ちまたに腐るほど優良情報があるので割愛)、まずは定期的な支出を全てこれに紐づけるようにした。

 思えば無計画にカードをチョイスしてきたものだというのはお恥ずかしい話だが、皆様の参考と自身の備忘のためにメモしておきたい。

 カッコ内が、これまで支払いに使っていた方法である。 

  • 携帯電話料金(ニコスカード)
  • 生命保険(セブンカード)
  • 自動車保険(口座引き落とし)
  • Amazon(Amazonカード)
  • ガソリン(ニコスカード)
  • 鉄道(スイカカード)

これらを全て一本化した。特筆すべき(?)は、例えば新幹線に乗るためには、おそらくSuicaカードの方が安いし、タッチアンドゴーが使えるので楽だが、それでも分散させるより集中化した方がいいと考えたところである。

 

(2)払えるものは全てカードで!

 現金で1万円を払ってもそれまでだがカードで1万円を払えば100マイルがもらえる。(私のカードの場合)

 マイルはその名が示す通り遠くへ行くためのポイントであり、ショッピングモールのお会計が多少安くなるといったセコイ話ではない(個人の見解です)。

 

 現金主義の地方の田舎というハンディを負いつつも、従来から極力現金は使わないようにしてきたが、これを一層徹底している。

 例えば電子マネーへのチャージでもポイントが貯まるわけなので(カードによります)、家族間の生活費のやりとりもプリペイドカードへのチャージ⇨送金 にすれば現金のやり取りよりはお得だし、プリペイドカードでもポイントバックがあったりして尚お得である。

 

 とはいえこの取り組みも始めたばかりで陸マイラーを名乗るのもおこがましいのであるが、機会があればその成果を披露したいものだと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わかりやすい地方の衰退のリアルの話

地方の衰退だの消滅だのと言われて久しいですね。

 

実際、地方に長く住んでいると衰退を肌に感じるし、「消滅もなくはないかな」という気にもなってきます。

 

そこで今日はこんなお話です。

 

 

 

地方の衰退をめぐる世の中の動き

まずはこの記事から。

headlines.yahoo.co.jp

読むのが面倒またはいつか来るリンク切れのためにざっくりまとめると

  1. 地方の若者が東京に流れ地方の人口減少が止まらない
  2. 国では東京圏と地方の人口移動を20年までに均衡させることを目指している(というか2015年度から頑張ってた)
  3. 地方創生は夏の統一地方選の争点になるだろう
  4. リーマンショックや東日本大震災を機に「若者が地方に目を向けるようになった」という変化も
  5. 人口減少には頭数の確保ではなく、地方に「関わってくれる人」の確保が重要との識者の見解も

ということです。

 

実は私、単に地方在住者であるというばかりでなく、仕事でこの分野にどっぷり関わったことがあります。

 

振り返ると一歩進んで五歩下がるくらいの、

「押し寄せる地方の衰退の流れの前には、我が力などあまりに無力…!!」

という挫折感を味わったものです。

 

ともあれ、そういう立場からすると、この記事は「地方の衰退とは何か?国はどう対応しようとしているか?必要な視点とは何か?」が綺麗にまとまってるなと思うので引用しました。

 

政治家や国が本気かどうか、実際に効果があるかは別として、ですが。

 

地方の衰退のリアル

まず、地方の衰退っぷりを、生活者としてわかりやすい実例でご紹介しましょう。わかりやすさ重視で大雑把ですが、決して誇張はありません。

 

人口の減り具合

親の代と比べて、私が小学校のときの児童数は半分になりました。最近、出身小学校も中学校も廃校になりました。

 

ちなみに親の親の世代から見ても、やはりひと世代ごとに児童数が半分になっていました。

 

また、現在の子供達は中学校を卒業すると、半分は地元を離れ、そのうちの半分は二度と地元に戻ってきません。

 

現在のわが町の総人口はピーク時の半分。30年後にはさらに半分になると推計されています。

 

ひと世代ごとに若い子が半分になり、戻らない仕組みが確立しています。

 

高齢化具合

ホントの話、町を歩いているのは年寄りだけです。

若い人は工場勤務の外人だけ。

実際、わが町の65歳以上の率は35%超えです。

(ちなみに全国は27%程度。2015年度。)

 

これまた30年後、その率は約50%になると推計されています。

 

もちろん、年寄りが増えて(人口が増えて)いくわけではありません。

 

人口は減り続け、会う人みんなが年寄りになっていくということです。

 

どうして地方の人口は減るのか

書いててげんなり(ヽ´ω`)してきますが、どうしてこうなるのか?を、これまたざっくり整理してみます。

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仕事がない

一番はこれですよね。

工場とか、加工場とか、第一次産業とかはあるけど、そんな仕事は敬遠されるし、親だってさせたくないので、つまりは田舎だと食っていけないのです。

 

地元に残りたければ、若者の就職先は市役所や町役場しかない。

銀行や大手企業の支社でもあればまだマシですが、そんなものがなければ東京いくしかない。

 

地元愛でどうこういう世界じゃないんです。

 

学校がない

構造上、地方から人が出て行くのを避けられないのがこれ。

 

地方には大学はおろか高校すらないところも多いのです。

 

しかも、高校にせよ大学にせよ、保育園のようにあればいいってもんじゃないので、質やレベルで地方が対抗できるわけがないですね。

 

その結果、勉強ができる子ほど地元を離れることになるのです。

 

つまらない

「何もない」田舎。

 

あらゆる情報がスマホから溢れる中、若者が物質的な豊かさや刺激を求め都会を目指すのは当然です。

 

バーもクラブもショップもカフェも、何もないんですからね…若い人がいませんから出会いもありません。

 

出会いがなければ結婚もない、

結婚がなければ子供もない、

子供もなければ…

 

かつて吉幾三が歌い上げた若者が田舎が嫌で東京へ憧れる構図は基本的には何も変わっていないということに気づきます。

俺ら東京さ行ぐだ

俺ら東京さ行ぐだ

  • 吉幾三
  • 演歌
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

生きづらい

これには2つの意味があって、

1つは不便だということ。これは、主に中高年や子育て世代からすると深刻なのですが、特に病院などの公共施設が少ないこと。

 

また、田舎でゆとりある子育てとか言われますが、都市並みに待機児童問題だってあります。

保育士不足は田舎でも大問題なのです。

 

買い物する場所も限られますし、車のない年寄りだと遠くまで買い物に行くのが困難。

買い物難民なんてのもいます。

 

2つ目は田舎特有の人間関係。

これだけで記事が3つ書けそうなくらいありますが、過度の干渉、出る杭を打つ、村八分…

 

「そら戻ってきたくないわ」と率直に思うし、簡単に「都市からの人口流入」とかいうけど、最大のハードルはここなんだろうなと、実感します。

 

例えば、

「この地域を良くしたいんです!一緒に頑張りましょう!」

のようなよそ者は、間違いなく潰されます。

 

座して死を待っているような地域でも、

「よそ者に仕切られるくらいなら死んだほうがマシ、いや死にたくないから誰かなんとかしろ」

というのが地方の人間なのです。

八つ墓村



なんか腐臭がする

地方の衰退の本質的なところかなと思うのが、なんか総じて発想が負け犬。

  • 「何をやっても無駄」
  • よそ者はとりあえず潰す
  • うまくいかなかったら叩く
  • うまくいったら俺の手柄
  • 意見じゃなく批判
  • 「昔は良かった」

そんな腐臭というか、ネガティブな空気が、衰退する地方には蔓延しているのです。

 

つまりは、住みたくない、戻りたくないということです。

 

地方が消滅したらどうなるか

もうこれ救いようがないじゃない…と思うのですが、もちろん諦めたら色々困ったことになるのでお上も住民もなんとかせなと思っているわけです。

 

もし地方がなくなったら?端的にいうと田舎の人口が減り続けたらどうなるかを考えてみました。

 

地方在住者にとってどうなるか?

住んでいるものにとっては、人口がゼロになるまでに何が起こるかを考えてみます。

 

私が現に体験したのが小学校、中学校の廃校と統合。この時点で、バス利用になる通学の子供たちの声は地域から消えます。

 

地域の爺さん婆さんに話を聞くと、寂れを実感したのは小学校がなくなった時、という人は多いです。

 

病院も診療所も統廃合されます。高校がある地域は高校も統廃合。

 

大抵田舎の高校は偏差値が低く、地元の子しか入らないので、人口減は高校の減少に直結。そうなると人口流出がさらに進みます。

 

バスやタクシーも同様です。廃業や路線の廃止が起こります。

 

行政サービスもひとつの市町村ではとても効率が悪いので、サービスを共同でやったり、隣同士合併したりします。

 

もともと町の辺鄙なところの人にとって、合併はとどめ。吸収される方の自治体は一層不便になりますので、辺鄙で不便なところはより不便になり、生きづらさが加速します。

 

そうして一人死に二人死に…増える要素はないので、最終的には地域に人がいなくなります。

 

大都市にとってどうなるか?

「大都市は人が入ってくるばかりだからいいよね」

ってもちろんそんな話ではありません。

地方が衰退するとどうなるでしょう?

 

食料が供給されない

都市の住民の生活を支える食料は、肉にせよ野菜にせよ魚にせよ、地方から入ってきます。

それらを生産する担い手はすでに不足していますが、まだなんとかなっている。

 

機械化や外国人労働者のおかげもあるでしょう。

 

しかし、最後には機械を動かす人も外国人を動かす人もいなくなるのです。

 

人も供給されない

東京の人口が増えて栄えているのは、地方から人が入ってくるからです。

この供給がなくなると、ついに東京も人口が減っていくことになります。

東京の夫婦の出生率を考えても明らかですね。

 

伝統文化が消滅

歴史あるお祭りとか、文化的価値の高い郷土芸能とかは、「神輿を担ぐ人がいない」「笛を吹く人がいない」という理由であっさり途絶えます。

 

「親も死んだけどお祭りの時くらい帰るか」という気も失せ、ふるさとがなくなります。

 

そうして海とか山とか、自然の中に神様を見出す日本人のアイデンティティも失われていきます。

 

国土が荒廃、災害が増える

田んぼの湛水機能はよく知られた話で、田んぼが下流域の水害予防に大きな役割があるのです。

また、手入れされた山のおかげで土砂崩れは予防されている。

これらが荒廃すると災害や水不足が増えることになります。

また、地方に持ち主が死んだりして空き家が増えると、それが親の家なら相続問題、他人の家でも景観の悪化やら犯罪の温床やら、挙句には中古住宅のストックが増えるので不動産の需給バランスが崩れて持ち家の方も大暴落なんて話もあります。

 

結局どうするか

書いてきて本当にしんどかった…辛い現実ですね。

しかし日本に生まれたからには現実を見据えてよりよく生きていく努力をしないといけません。

 

そこで考えました。

前向きな衰退を模索するしかない

人が減り高齢化が進んで地方の活力がなくなっていくのは仕方がない。受け入れるしかないでしょう。

地方から東京への人の流れは必然的なものなのに、逆の流れは限定的だからです。

となるともう悲観しているよりは受け入れるしかない。

 

世界一の経済大国だったのも昔の話、もうこれからは貧乏だけど幸せだね、みたいな世の中へパラダイムシフトするしかないんじゃないでしょうか。

 

泣いて過ごすも笑って過ごすも同じ一生ですからね。

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お上にお願いしたいこと

しかし地方には当たり前だけど魅力はあります。

ちょっとしたきっかけとか後押しがあれば…という人は確かにいるのですが、リスクがありすぎて踏み出せない。

 

抜本的な改革と言ったら、

「大学とか大企業の本社とか省庁とかを地方に分散させる」 

 

とかやらないと人の流れは変わらないのでしょうけど、なにしろ巨大な利権なのでできるわけない。

 

だからといって「都会から田舎に行った人に百万円」とか姑息なことやっても無駄(実際にやってるんですよこれ…)。

 

せめて、田舎の有休資産を国が召し上げて、田舎で事業をやろうという人に貸し付けるとか、そんな制度を作ってほしい。

 

なにしろ田舎の人ときたら二足三文の土地を持ったまま墓場に行き、相続登記もしないなんてのが珍しくもない。

そういう資産を個人が使おうと思ったら、大変です。交渉相手探しで挫折、運良く見つかっても誰もどこの誰かもわからないよそ者には貸しません。

一方、田舎の人はお上の権威には弱いので、そこを助けてあげるのです。

 

休眠口座に手を突っ込む感覚で休眠不動産にも手を突っ込んで使ったらいいんじゃないでしょうか。

 

これなら文句を言う人は少数(なんなら、死んでる)なので選挙の時も安心!

 

死んだ人とか使わない人の権利より、挑戦する人の権利を保護するような世の中になってほしいものてす。

地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減 (中公新書)

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地方は消滅しない!

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20年履いて決着、J.Mウェストン「ゴルフ」vsパラブーツ「シャンボード」

本日は革靴のスタイルのひとつ「Uチップ」のお話。

 

その中でも絶えず比較され続けるフランスの両雄、J.Mウェストンの「ゴルフ」とパラブーツの「シャンボード」について掘り下げてみたいと思います。

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そして、「ゴルフvsシャンボード」という、私が知る限り少なくとも20年は靴好きのネタにされている永遠のテーマについて、私なりの答えを導きたいと思っております。

 

お付き合いください。

 

 

Uチップという存在

Uチップとは、革靴の甲の部分の飾り革がU字型にモカシン縫いされた革靴です。

[ヤンコ] ダービーUチップ 03Y4565 メンズ ブラウン EU 7.5(25.5 cm)

それは紳士靴の定番にして、「ドレス過ぎず外し過ぎず」の絶妙のバランスにより高い汎用性を持つ稀有な存在。

 

カジュアルでいて洒脱な雰囲気を併せ持ち、どんな格好をしようとも上質のUチップさえ履いておけばそこそこ洗練されたスタイルに高めてくれます。

 

Uチップの代表作

各メーカーで特色あるモデルを作っていますが、Uチップとはずいぶんお国柄が出る靴のようです。

 

フランスのUチップ

まずは本記事で取り上げるフランスのUチップ。

ルーツは「狩猟用の靴」だそうです。

ガチガチのアウトドアですね。

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撃たれたい(画像はイメージです)

 

代表作は言わずと知れた「ゴルフ」と「シャンボード」。

 

フランスのUチップは、つま先が丸い(尖ってない)ので、イギリスのUチップと比べると「まさにU」という感じがします。

 

また、尖っていないことが、服装を選ばないというところにつながっており、こういうところにフランスのセンス、美意識を見る思いがします。

 

イギリスのUチップ

カントリーシューズがルーツです。つまり、フランス同様にアウトドアの「働く靴」から進化しているのですね。

 

代表作はエドワード・グリーンの「ドーヴァー」やクロケット&ジョーンズの「モールトン」。

クロケット&ジョーンズの「モールトン」

 

つま先は軽く尖っていて、シャープな印象を受けます。ドレス寄りと言えるでしょう。

 

アメリカのUチップ

ルーツはゴルフシューズ。こちらはアウトドアのスポーツです。

 

スポーツとしてのゴルフの発祥は英国、靴が発展したのがアメリカ、「ゴルフ」の名を冠する世界一有名な靴はフランス。ややこしいです。

 

代表作、と言っていいのか不明ですがオールデンのコードバンのUチップがあまりにも有名です。

オールデンのコードバンのUチップ

 

見た目よりボリュームがあります。主張する素材・・どちらかというとカジュアルですね。

 

ゴルフとシャンボードの比較

それではいよいよゴルフとシャンボードの比較です。

製法と素材

まず製法です。

ゴルフ、シャンボードとも堅牢性の高い靴ですが、ゴルフが本格靴の定番、グッドイヤー・ウェルテッド製法を採用しているのに対し、シャンボードがノルヴェイジャン製法。

 

これは登山靴などに用いられてきた製法で、パラブーツのお家芸ともいえる製法です。

 

防水性と堅牢性に優れる一方、厚い靴底に加え、靴底とアッパーの間の空間に太いステッチが覗くという形状のため、どうしてもカジュアルな印象が出ます。

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主張の激しいステッチ。パラブーツ

 

素材はいずれも油分を多く含んだ厚い革が使われますが、革もそれぞれ独自の製法です。

ゴルフが「ロシアンカーフ」パラブーツは「リスレザー」と呼ばれています。

 

近年ゴルフのロシアンカーフは廃版になり、現行モデルはサイトによると「ソフトカーフ」。どういう素材なのでしょう?

 

厚さに関してはパラブーツのほうが厚いと感じます。

 

シェイプ

形について。同じサイズでも印象は大きく異なります。

ゴルフはシャープな印象を受けますが、シャンボードは全体的にボリュームが出ます。

足入れ部分、甲全体ともにシャンボードのほうが高さがあります。

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それに加えて、ゴルフのモカ部分が先端寄りにつま先をなぞるように縫われているのに対し、シャンボードのモカ部分は足首のほうに近くなっていて、このことによってシャンボードのボリュームや丸っぽさが強調されているように思います。

 

履きごこち

どちらがフィットするか?と聞かれたら「ゴルフ」と即答します。

 

同じサイズ(いずれも71/2)ですが、ゴルフはさすがフィット感に定評のあるモデルだけあって、よく足になじみます。

 

一方シャンボードは、甲が高い靴であることと、長い間履くにつれ靴底に敷き詰められたコルクがずいぶんと沈むので、そもそもフィットさせるのが難しいと感じます。

 

汎用性

着こなしにおける汎用性はどうか?ということですが、

  • スーツスタイルでもマッチするのはゴルフ。
  • ジャケットスタイルになると辛うじてシャンボードも認められる。
  • カジュアルならシャンボード。ゴルフも黒以外なら問題ない。

というイメージです。

やはり20年履いて・・・というか年を取って感じるのは、シャンボードはカジュアル用の靴だ。ということです。

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若ければ「おしゃれだね」で片付けられる着こなしも、年を取ってくると、スーツ×シャンボードは明らかに「TPOがわからない人」になってしまいます。 

 

シャンボードが、「黒」で「タグがなく」「ステッチが黒い」なら別ですが、、

 

耐久性

「一生ものというけれど本当か?」

 

ということです。「使いようによる」といえば身もふたもないのですが、耐久性に関しては断然シャンボードだと思います。

 

こちらのゴルフ、オールソールをしています。地方ゆえショップに出すということは考えませんでした。ビブラムソールです。

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もうゴルフじゃないとすら言えます。実際、オールソールをすると履き心地は別物。だんだん馴染むとは言え直後はあまりの変わりぶりにショックを受けました。

 

いっぽうシャンボードのほうはゴルフより2,3年古いのですが、オールソールはしていません。減らないのです。

 

しかしアッパーが限界です。購入したあたりでもうすこしシューケアを知っていれば、問題なくこれからも使えたはずです。

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シャンボードの耐久性は驚異的です!

 

ただ、どちらもきちんとケアすればまさに一生もの。それは実証できたと思います。

 

その他

オールソールを頼む時、あるいは磨いた靴でショップを訪れる時。

靴に造詣の深い店員さんの態度が変わるのはゴルフです。

 

一方パラブーツ。何が嫌ってたまに他人とかぶることです。いい靴で価格も手頃という証ですが靴好きとは身勝手なもの。

他人が同じ靴を履いているのは嫌なものですからね。

 

結論〜ゴルフとパラブーツ、どちらを選ぶべきか

実は、まさに今、シャンボードとゴルフが同時に限界を迎えようとしています。

 

正確にはまだまだ履けますが写真でお気づきのとおり、傷みが目立つようになってきたのです。

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新しいタイプの靴ではなく、同じ靴を買うとしたらどちらを買うだろうか?それを考えたのが本テーマのきっかけでした。

 

結論を言うとどちらかと言われれば私はゴルフです。

 

しかしそれは、靴の優劣ではなく、大人ならば、という理由です。

 

つまり、シャンボードはいい靴で、とにかくタフに使えるのはほかに例を見ないけれども、やはり大人としては仕事には使えない。 

 

また、フィット感に関して、甲が低い私の足にはシャンボードが合わないという事情もあります。

 

一方、ゴルフはビジネスでも、大人カジュアルでも使えます。茶色系のゴルフさえ持っておけば他がくたびれていても全く問題ないですからね。

おまけにフィットの快適を求めるとこれに勝る靴はそうそうありません。

 

ちょっと心配なのは、ゴルフはいまもかつてのゴルフなんだろうか?という点です。

 

何しろ値上がりしました。

ネットでは「素材が変わった」だの、「店員の質が落ちた」だの、不安になる材料も転がっています。

 

12万円を超える価格に、現行のゴルフは見合っているのでしょうか。

 

しかし、地方ゆえなかなかこの目で確認することができません。

 

なんとか近いうちにぜひ実地調査をして見極めるとともに、本記事も追記したいものだと思っています。

2019.3.21追記

 

南青山のJ.Mウェストンに行ってきました。

念願のマジフィッティングと試着、店員さんとの靴談義を楽しんで参りました。

 

革については、固い気がしましたが、新品だからなのか製法の違いなのか、私にはわかりませんでした。

 

結論としてはやっぱり素晴らしい靴だなと思いました。

高いは高いけど革靴みんなそうなってるし、下がることはないのでしょう。

それより、本気で手入れして死ぬまで履ける靴を手に入れたい思いが勝ちました。

 

店員さんの対応も素晴らしいし買わせに来ないし、何より履いていったゴルフ(10年もの)の紐を無料で替えてくれました…!!

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とりあえず、その場はクールダウンしました。が、次行くのは買う時だなと思います。

 

(雑記)日本に投資したらダメだというシンプルな悲しい話

本日はワールドワイドウェブ誕生30周年とのことです。

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今のインターネットが誕生して30周年しかたっていないということに驚愕しました。

 

一方、つい最近連載が終わった闇金ウシジマくんは、5年くらいかと思っていたら15年も続いていたということで、時間の感覚がおかしくなりそうな今日この頃です。

 

さて、本日の駄文は「中長期の投資信託の銘柄選びの話」なのですが、悲しいけど「日本に投資したらダメだよね?」というお話です。

 

私は投資家でも経済評論家でもなく、何かの成長に乗っかって資産が多少増えればいいやと思っているただのおっさんですので、そのつもりでお付き合いいただければと思います。

 

もちろん共感が得られるのであればうれしいです。

 

はじめに

投資信託の商品選びは「どこの」「何に」投資するかという話だと思うのです。

 

ざっくり、

どこの=先進国、新興国、個別の国(日本とかアメリカとか)

何に=株、債券、不動産など、またはそれらの組み合わせ

ということですね。

 

私は「日本以外の先進国の株」を中心に子供たちの商品を選びました。

詳しくはこちら。

www.kome100.com

理由は

  • なんだかんだでこの先20⁻30年はアメリカ中心の先進国が伸びるだろ
  • 日本だけはないな
  • 新興国にも少し期待

と書きました。

 

今日はその「日本だけはないな」という理由を書きたいと思うのです。

 

日本を除外する理由

なぜ日本の成長に期待できないと思ったかというと、

第一に日本は人口が減っているということ。

少子高齢化と人口減少。田舎に住んでいると身をもって感じます。若い人がいないのです。若い人が連れ立って歩いていると思えば、工場勤務の東南アジア諸国の人たち。これが地方です。

若い人が減っていき年寄ばかりが増えていく日本が経済成長していくなんてことがあるでしょうか?

 

これに対し、人口減少と経済成長は関係がないという主張もあります。

人口が減っても、イノベーションによって一人当たりの生産性が上がれば、経済は成長するというわけです。下記の記事がわかりやすいです。

toyokeizai.net

ただの匿名のおっさんとはいえ批判ぐらいはしてもいいだろうと思うので書きますけど、

 

何の説得力もない文章ですよね。

 

理屈はそうでしょうけども学者なのに何ら処方箋らしきものを示していない。

 

挙句、大学教授が「イノベーションだ!」って勢いで乗り切ろうとすな。

 

第二に、まぁイノベーションだ!はわかりますが、そうだとして、日本にイノベーションなるものが起きるイメージがわかないこと。

 

実は日本は科学技術予算は各国に引けを取らないと言われています。 

 

さらに、地道な基礎研究の分野だと、ノーベル賞の受賞者が多いことを見ても世界に誇れるものがありますよね。

 

しかし、グーグルやらアップルやら、いわゆる遊びの中から革新を起こすような土壌って、日本にはないというのは、これまた肌感覚で分かります。

 

「ちょっと煮詰まってきたんで気分転換に森に行ってくるわ」

 

とか言ったらクビですよね。アマゾンなどはそんな「森」を実際に会社に作っているのだとか。

www.seattlespheres.com

 

気分転換、いうなれば仕事に生かすための仕事じゃないことの有用性を見出して設備投資をしているわけです。

 

一方、血反吐を吐きながら机にかじりついてとか、議論に議論を重ねて生み出すのが日本のイノベーションですよね。イメージですけど。

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「イノベーションを明日までに寝ないで考えてこい」

 

そんな日本的なものって、もう限界なんだろうなと思うんです。

日本人の素質のせいではなくそれをはぐくむ土壌が、日本はもう死んでいる。

 

まとめると、人口が減るうえ、生産性も上がるネタが乏しいから、日本は落ちていくんだろう。というのが、私が日本を除外したシンプルな理由です。

 

終わりに

もちろん、この先何が起こるかは誰にもわかりません。

 

GAFA(グーグルとアップルとフェイスブックとアマゾン)だけがイノベーションの主体ではないでしょう。

 

私が想像できないだけで、日本発のイノベーションが10年後に世界を席巻していないとはだれも言えないのです。

 

万が一そうなったらそうなったで、自分の見る目のなさを苦笑しながらも、そのときは「この国に生まれてよかった」と思えるということで痛み分けにしたいと思います。

 

でも、いま現在、日本の株を買えとか言っている人々で、自身で日経平均株価に連動する商品を全力で買っている人がいるのならぜひ見てみたいものだと思います。

小渕元首相にならって?「カブ上がれ」 - 産経ニュース

(古い記事ですが。小渕元首相の時はこれで株価が上がったという)

 

 

(雑記)Tポイントよ何処へ行く

ポイント大好き人間にとって興味深い記事を発見しました。

Tポイント周りに異変が起きているようです。

www.mag2.com

本記事ではこの異変が今後どのような動きに発展していくのか、私たちのポイントライフにどのような影響があるのかについて、好き勝手に論じてみたいと思います。

 

Tポイントとは

おなじみのTポイントですが、若い読者の方は「TSUTAYA」というレンタルビデオ店のポイントから始まったということをご存じないかもしれませんね。

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そもそもTSUTAYA自体がどんどん町中から姿を消しており、ビデオ(DVDもありましたが、初期は当然ビデオでした)をわざわざ実店舗から借りてきて観るとか、CDを借りてきて「MD」に「ダビング」するとか、イメージがわかないかもしれません。

 

ともかく、ビデオやCDをTSUTAYAで借りるとポイントがついて、たまると1本無料とか、「空(から)のMD」が割引になったとりとか、特典が受けられたわけです。

 

しかしTポイントの最大の特徴は「共通ポイント」であったことでしょう。

 

つまり、Tポイントは、TSUTAだけでなく、色々なお店で貯められ、使えるポイントであったわけです。

 

今でこそポンタやらナナコやら楽天やらリクルートやら共通ポイントは当たり前ですが、Tポイントは、その草分けとして発展し、加盟店を順次拡大しました。

 

執筆時現在でファミマやヤフー、ソフトバンク、ガソリンスタンドのエネオス、ドトール、ガストなどでポイントが貯まりますね。 

 

年に1回くらいしか行かないのに店員に勧められるままに作って、毎回期限切れで失効するような「その店だけのポイント」が当然であった世の中に、大げさに言うと革命をもたらした存在であったわけです。

 

Tポイントに何が起きているか

そんな「共通ポイント」の先駆者、Tポイントに何が起きているのかというと、「Tポイント離れ」とのことです。

冒頭で引用した記事によると、加盟店がTポイントを止めて独自のポイントを採用しようとしているとのことですが、その原因がなるほどと思いました。

 

原因の一つは、ビッグデータの扱い。コンビニに関して言えばポンタやナナコはいわばコンビニの独自ポイントであり、自ら顧客のデータを収集して新たなサービス展開に向けた手が打てる一方、ファミマにとってTポイントは便利に使える形ではないということでしょう。

そもそもTポイントは顧客データを加盟店に販売するビジネスなので自ずと限界があります。

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もう一つは、ヤフーやソフトバンクにとっては、Tポイントは用済みというもの。

 

私もTSUTAYAカードだったことをすっかり忘れて、Tポイントはヤフーのポイントだとなんとなく理解していましたが、思えばヤフーとTポイントは、ほかのお店の例とは違って、ヤフーポイントをTポイントに移管し、TポイントのWebサービスのIDをヤフーIDにするという内容の業務提携でした。

 

Tポイントの利用者は増えたでしょうが、記事でも言われているようなPayPayなどの独自サービスを拡大しようという中でヤフーやソフバンがTポイントに関わり続ける必要はないということでしょうか。

 

さらに、Tポイントをめぐっては勝手に顧客の個人情報を操作当局に流していたなんて醜聞もありました。

 

弱り目に祟り目的な話ですが、個人的にはヤフーの個人情報流出事件(2013年5月)以来ヤフーのメールは「迷惑メール9割」という状況になっており、そっちの方が罪が重いだろとは思います。忘れません。

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Tポイントはどうなるか

今後、Tポイントはどうなるのでしょう?

というよりヤフー、ソフトバンク、ファミマが抜けるのが事実なら結果はもう出ているようなものですが。

 

傷口に塩を塗るようですが、念のため提携先を調べてみたところ、飲食関連はまだ強みがありそうなものの、その他はほかの共通ポイントと比べだいぶ見劣りしており、もはや企業からしても提携の相乗効果は望めず、消費者にとっての魅力もほぼないという草も生えぬ有様です。

 

「Tカードお持ちですか」

 

と言われてもめんどくさくて出すのも躊躇するレベルです。

なにしろ地方だと、カード決済ができない店も多いため、貯めてもなんの得にもならないポイントのためにクレジットカードを出し、支払いは現金とかいうよくわからないことも多々あり、今でさえかなりイラっとします。

 

ここまで書いてなんですけど、ソフトバンクユーザーでもヤフーショッピングユーザーでもなくてコンビニはセブンイレブン一択の私にとってはたいした問題でもないのですが、共通ポイントの一角がそのうち消滅して勢力図が変わることは間違いがなさそうです。 

 

そのタイミングで、業界がもう少しわかりやすいポイント制度を示してくれるとありがたいと思います。いまだにポンタとリクルートのポイントの仕組みがよくわかりません。

個人的には仕事でもプライベートでも使い、かつ単価が高くてポイントが貯まりやすいので、旅行、美容、飲食店(リクルート系が多い)あたりがもうすこし気の利いたネットショップやコンビニなどと提携できればと思います。

 

しかし思えば共通ポイントの先駆けとして、各種サービスの連携のメリットを説き提携先を拡大していたTポイントが、提携先の成長で用済みとばかりに見限られるのですから世の中は実に無情なものですね。

 

 

ジュニアNISAで子供の教育資金を作ることにした理由と実践について

(この記事は2019/3/9に作成しました)

 

こんにちは。

ご覧いただいている皆様の中には子育て真っ最中という方もいらっしゃると思いますが、お子様の将来への備え…どうしてますか?

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「人生折り返しの子育て世代」こと私、なにしろ未就学児が2人です。人生折り返しなのにです。

 

私は、このほど子供たちのための証券口座を作り、教育資金を作るための積立投資信託を開始しました。

 

そこで今回は、私が積立投資信託に至った理由と、具体的な方法(証券会社や商品選び)などをご紹介したいと思います。

 

主に次のような方向けに、参考になればと思っています。

  • 子供が小さい
  • 大学まで行かせたい
  • 貯めるのはゼロからスタートだ

ではどうぞ!

 

 

なぜ積立投資信託を選んだか

結論から言うと、リスクとリターンのバランスが最適と言うことになります。

 

私の目標は、大学進学のための費用を子供1人あたり500万円を18歳までに用意すること。

ご興味のある方は前回記事をご覧ください。

www.kome100.com

 

銀行では増えない

この目標に対して、銀行の積み立てを利用すると、

500万円×2人÷18年÷12ヶ月=4.7万円

ですから毎月4.7万円の積み立てが必要です。

 

まあ幸い先は長いので無謀な額とまでは言えませんが、最大の問題は、銀行に預けたところで利息はほぼゼロなので、1円も増えないということです。

 

これは、「そんなご時世だから仕方ない」という単純な話ではなく、将来モノの値段が上がった時には、お金が増えないということは実質的にお金が減っているということを意味します。

 

テーマが教育資金ですから、これを例にとると、大学の入学金や授業料は、現に毎年上がっています。

 

給料は上がらないのにです!

 

子供用の証券口座開設のメリットが大きい

銀行の預金は考えるに値しない一方、「貯蓄から投資へ」という国の大号令で投資の方は優遇措置が多く、利用しない手はない!というところです。

ここでは、私がメリットだと思った点を、「子供の証券口座」に絞って書きます。

 

ジュニアNISA

まずは投資で得た利益が条件付きで非課税になるNISA(ニーサ)の子供版、ジュニアNISA。

こちらは狙いがそのものズバリ、子供の教育資金ですから、制度設計も大学費用など子供の教育資金の備えを意識しています。

メリットは、5年間最大400万円(年間80万円)の投資額に対する運用益が非課税ということです。

普通は20%を税金で持っていかれますから、このメリットは大きいです…!!

まあその400万円を難なく出せる人は黙ってやるだけなんですけどね…

ただ、言えることはこの5年でいかに限度額に近づけるかが後々効いてくるってことです!

 

税金対策

皆さんは「子供にいくら残せるかな…」なんて考える時はありませんか?

私、人生折り返しだからでしょうか、よく考えるんですよね。

しかし、死んだ時とか、お金が貯まった時とかではなく、今のうちに渡す発想に切り替えないとな、って気づいたんです。

子供の証券口座を使えば税金がかからずに子供への財産移転ができるというメリットがあります。もちろん合法です(笑)

 

詳しくは述べませんが、かいつまんでいうと、生きてるうちの贈与税、死んだ時の相続税、いずれもある程度の額以上は基本的に税金がかかります。

その金がある(または、これから貯める)なら今のうちに、少しずつ子供の証券口座の方に入れていけば、贈与税も相続税もかからないということです。

私の場合、具体的には「自分の老後のための積み立てを最小限にして、その分を子供の証券口座に入れる」計画に切り替えました。

単純な話ですが、これも後々効いてくるはず。

 

念のため、ジュニアNISAだと18歳まで引き出せませんから、中高生になった子供が勝手に使い込むなんてことはありません。

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もうひとつ重要だと思うのは、子供にお金のことを学ばせるのに、「自分の口座があって長く積み立てたお金という教材があることの強み」があります。

 

IPO対策

皆さん、IPOってご存知でしょうか?

「新規公開株」のことです。

会社が新規で上場する前に抽選で株を手に入れて、上場日に売ることで利益を狙う投資法なのですが、この抽選に当たるには口座が多いほど有利なのです。

(実際には、資金力で差がつく会社と完全抽選の会社があります。)

 

子供の口座があれば、その分抽選に当たる確率は高くなるのです!

 

時間がまだある

なぜ投資信託を選んだか?最後の理由は、時間です。

投資信託は株や債券への投資。短期的には価値が下落することもあります。

しかし、この先18年という時間があれば、時間を味方につけて長期的な上昇に期待できます。

もちろん、そのためには「中長期的には価値が上昇するであろう商品を選択する必要がありますが。 

 

どんな商品を選択したか

悩み抜いたあげく一周回ってオーソドックスなものに落ち着きました。

しかし数ある中から中から絞った緩やかな私なりの選択基準を参考までに書きたいと思います。

何に将来を感じるか

投資信託も最終的に価値が上がらないと意味がありません。

中長期的に、価値が上昇するもの…何に投資すればいいのでしょうか?

もちろん、基本はプロにお任せ、ほったらかしのために投資信託を選ぶのですが、その中でもどれかは選択しなければなりません。

私の基準は

  • 何だかんだであと20-30年はアメリカ中心の先進国
  • 日本だけはないな
  • 新興国にも少し期待

というものです。

 

何が正解かは誰にもわかりませんので、結局は好みの問題です。

ただ、日本だけはないなというのは悲しいけど生活者の実感といいますか…。機会があれば記事を書きたいです。

 

ユーザーに支持される商品

一周回ってオーソドックス、と述べました。結論から言うと「ブロガーが選ぶ投資信託」でググれば出てくるものの中からの組み合わせです。

解説は詳しい人に委ねるとして、これらはすべて個人のユーザーが選んだ優れた商品、つまり金融機関が売りたいものではなく消費者であるユーザーの評価が高いもの。

言い換えれば商品を売る方にメリットがあるものではなく、買う方にメリットがあると言う評価を受けたものです。

参考にリンクを貼ります。

www.fundoftheyear.jp

 

まとめ

以上、個人の考えですが、始めるなら早いに越したことはないことだけは確かです。

時間はあればあるほど有利ですからね。

人生折り返しでここに気づいたという己のスロースタートは痛恨の極みですが、それでもまだまだ巻き返しはできます。

参考にしていただければ幸いです。

 

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